その他

【俳句】
【短歌】【川柳】【新四十八文字】【人葉考】【旅のしおり】
【漢詩T】【漢詩U】 この項目はLinkしてません


詩吟・民謡ほか。色々とかじったけれど、これはと言う
ものはありません。但し、この自分史は、私がパソコンを打ち自分で装丁をしました。

俳 句

昭和
17119日  法政第63教室にて                  
      秋の蚊や つかの間の身を 細々と


大久保射撃場にて

      こだまする 音に降り敷く 落ち葉かな
成城にて

      霧こめて おぼろの人の 影きたる
      夕霧や あかねさしたる 富士の峰
      霧の上 富士夕焼けぬ 街はずれ
築地にて

      鳩の巣に つばめ問いくる 本願寺
      はぐれたか 見捨てられたか 燕の子


昭和
1822日 館山砲術学校にて

      めずらしや 安房のあしたの 雪景色

特分隊 水野 明 を送って


      花も見ず 春をも知らず 友
()けり 
      星一つ またたく道に おちつばき
 

昭和20211

      雨の日の 初参内や 二重橋

昭和
20621日 日吉を去るにあたり

      屋上に 思い出深し 夏の雲

      屋上に 出る人もなく 夏きたる

      地下壕に 這入らぬままに 夏をさる 

平成2年8月4

      打ち水を したり顔して 通り雨
      夕刊を 傘に駆けゆく 夏の雨
      夕立や 露地に素足か 下駄の音

8月15

      名月や うき世と知りて 見えかくれ
      名月や 古稀を祝して 雲間より

平成2121

      人並みに 霜踏みしめて 古稀の坂
      古稀なれど まだ悟られぬ 
木瓜(ぼけ)の花              亀なくや 古稀を祝して 夜もすがら

平成31212日 遼陽をしのびて 白塔の畫に題す

      白塔の 風鐸(ふうたく)のおと 冬の空

平成4126日 従兄 森口五郎氏の死を悼む

      寒月や 半世紀の友 昇天す

      追儺(なやらふ)や 漢方の教え ありがたく
      (なやらふ=中国からの伝説、節分の夜の行事)


平成612月 友と決別して

      過去はみな煙となりぬ 年の暮れ
      お呼びなき 独楽は一人で 遊ぶもの
      思わずも はじき出されて 師走かな

平成7524

      背をまるめ 淵覗き込む カジカかな
      花咲けど たち寄る辺なき 老いの坂

平成1011

      喜寿の坂 越えて迎える 今朝の春

平成10108日 浅野 豊君より愛娘の病歿を聞きて

      庭にでて 無月の空を 見上げたり
      
()(ヤマイ) つきなき話 あわれなり 
     (月と尽きない)

      月は今 何処にありて 何思う
      ゆれやまぬ 
紫苑(シオン)に 蝶のとまりかね

平成1111日 卯年 元旦

      めでたやな 兎にも角にも お正月

平成111231

      煩悩の 茶壽をと願う 除夜の鐘  (108

平成1356

      一葉(いちよう)の 微動だもせぬ 暑さかな
       気がつけば 傘寿となりぬ 未練なし

平成13814日 甲子園俳句に応募   

      青雲は 君等の上に 甲子園

平成1392日 

      なつかしく もの悲しくも 風の盆

平成131117日 松子の母の50回忌に帰郷して

      お供して 墓参の旅や 秋の月

平成131225日 渡辺徳男氏に送る 折り句 「しごと」

      ()は走り ()は座したまま 年の暮れ